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JUNK HEAD

Category : MOVIE
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二夜勤明けで出掛けて
地下鉄でカメラを忘れたことに気づく。
なんてこった…
ギャラリーはパス、か…

そんなら今日は
BOWIE見よう、で
その後は「ノマドランド」だな
と思って時間見ると
もう始まってた。
なんてこった…
「ミナリ」には時間なさすぎて。

で、前から見たかった
「JUNK HEAD」。
アップリンク、デビュー。
で、

と、と、とんでもない映画です、コレは!

一睡もしていないのに
瞬きさえしなかった(ウソ)
眠いボケたオツムとマナコに
見事に喝を入れていただきました。

世のアニメーターに
間違いなく希望と
絶望感を与えますね、コレは。

人間の執念ってこういうものを
生み出すんだ、と。
もっとも、並みの執念じゃないけれど。

もう一回誰かと観たいなぁ
共有したいなぁ
ぐらい、もう、ズクズクで
ショックで腰抜けましたわ、いやホンマ。

いつまでか未定なんで
今のうちに是非是非見ておくべし!

本編解禁映像&予告編↓
https://www.youtube.com/watch?v=3gFRt611K-E

スタジオ案内↓
https://www.youtube.com/watch?v=pETWWrtfZTA

異端の鳥

Category : MOVIE
異端の鳥

(原題:The Painted Bird)
2018年/チェコ・スロヴァキア・ウクライナ合作
監督・脚本/ヴァーツラフ・マルホウル
原作/イェジー・コシンスキ

2時間48分
時に絵画のような風景の中で
おぞましい非業と仕打ちが
ホロコーストから逃れた少年に襲いかかる。
それも次から次へと。

ほぼ登場人物に笑顔は無い。
誰かが口角を上げる時は後に決まって
恐ろしく辛い場面がやってくる。

なんとも延々と凄惨な映画であり
救いは希望はどこにあるのか
と暗澹たる気持ちにさせてくれること
請け合いである。

少年は無口であるが
さらに表情から感情が消えていく。

ひとりの不幸な少年の話ではなく
戦争がもたらす悲運と
残酷さと無情をこれでもかと
見せつけてくる本作で
役者が話す言葉は
インタースラーヴィク
(スラヴィック・エスペラント語)である。

この人工言語によって
地域を限定させずに
戦火によって
踏みにじられた人々の
負の普遍をあぶり出してくる。

無下にお勧めはしかねるが
映画というカテゴリーに於ける
愉快さの微塵もない
エンターテイメントも
厳然とあるということを知る。

ペトル・コトラール メイキング写真(ホッとする)
https://fansvoice.jp/2020/09/17/painted-bird-bts-petr/
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ナミキ・キヨタカ

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