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ロジャー・ディーン。アバターのネタ、ここにあり。

Category : アルバムジャケット考
ヒプノシスに続いては
これもロックファンにはおなじみのロジャー・ディーン。
ロジャーの作品を初めて見たのがイエスという方も多いかと思う。
6人目のメンバーとも言われたほどにその関わりは深い。
あのビジュアルがどれほどYESの付加価値を高めたかは言うまでもない。
そこで今回はイエスのジャケットを列挙。

1971年の「Fragile」は当時最も傑出したロックアルバムの一つだった。
1969年のファースト・アルバムからわずか2年目にしてこの
完璧と言っていいほどのイエスワールドを構築した彼らは
ヒット作の次なるアルバムの重圧をいともたやすく乗り越えてしまう。
翌年(!)にリリースされた「Close to The Edge」は
USチャート3位、UKチャート4位という前作を越える評価を与えられる。
イエスの要は言うまでもなくジョンのハイトーン、ハウとの構成力に満ちた楽曲にあるが
僕はスクワイアのリッケンバッカーの独特のバネのようなベースが
イエスミュージックを支えていたのではないかと思っている。
そんなイエスも1977年の「Going for the One」では
ヒプノシスにジャケットデザインを依頼し、
衰退しつつあったプログレッシヴロックの中で
一つの転機を迎える。

イエスとキング・クリムゾンという双頭(ピンク・フロイドは圏外)
からのユニットは結果的にエイジアという
産業ロック(これは渋谷陽一の命名か)に行きつくが、
これには大いに落胆した。
熱狂的なファンを獲得しているエイジアだが
僕にはどこにそんな魅力があるのか全くわからない。
大袈裟ではなくロックの終末さえ感じさせる。
悲観的な話はさておいて…。
おそらくは、いや絶対に「アバター」に絶大な影響を与えた
ロジャーデザイン(この人のロゴもこの人だけのもの)を
お楽しみあれ。

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ちょっとゲップが出ましたか?
でもゲーム好きな向きには好まれそうなイラストだ。
好き嫌いが分かれるかも…。

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