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UNKNOWN / ASIA View vol.5

Category : 現代美術シッタカぶり
「 長谷波 ロビン 」

須磨海岸です。関西の人間にとっては特別な思い入れのあるビーチかも知れません。それは長谷波さんの紹介にもある震災というキーワードにも繋がります。ビーチというのは規制も解放も含めて文化的側面を表す場所として様々な要素をはらんでいるとも言えます。長谷波さんもまた(ここでの作家のプロフィールにはかなり興味深いものがありますw)何とも言えないタイミングでフォトグラファーになった方です。関西大学在学中に吉本NSC23期生として芸人を目指し、副賞のカメラで人物を撮り始め、ついに写真人になってしまったのです。2012年にはキャノン写真新世紀 優秀賞も受賞されています。ビーチに置かれたバックスクリーンでポーズをとる市井の人々。芸人になろうという人の視点やスタンスもうかがえます。なるほどこういう人物の切り取り方もあるんですね。関東のビーチではこうはいかんのですよね、きっと。恵まれたフィールド、っていう感じもしますね、関西って。

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「 アストロ温泉 」

『未来の世界の観光地「アストロ温泉」をテーマにオモチャや楽器や立体作品を発明したり、マンガを描いたりしている』というフレーズはアストロ温泉のヘッドコピーとしてもれなくアップされています。ご本人のFBでのコメントも「自分でも何をやっているんだかわからないから、あんまり訊かないでくれ!」っていうのに本人でもないのに妙に同感(笑)しました。そうですね、これは脳内ユートピアを絶対的な主題に置くことによって、現実と非現実の間を自由に往復しながら制作趣意を直感的にそのままカタチにするというスズキ アストロ温泉さんのやり方なんです。だから「何でこういう物を作ったのですか?」なんてのは愚問です。そういうアストロ温泉さんの作品は以前に京都上賀茂の瑞雲庵での「偉容と変容の先の関係性へ」で、かのうたかおさんの陶芸作品とのコラボで吹き出し笑いを誘いつつ、なんてハマってるんだ!と感服しました。だってあの、かのうさんの作品のまわりを小さなロボットがブラシを震わせながらくるくる回る姿っていうのは中々の光景ですから。基本的にアストロ温泉さんの作品に共通しているのはモノとモノとのインタラクティブな面白さです。会場でも中央にご本人が座られていて、観客も遠巻きなんですが段々「このひと、おもしろそう」という感じでにじりよって行って最後にはあのヌンチャクパフォーマンスで撃破される、そんなブースです(笑)好きなアーティストです、ハイ。

アストロ温泉のHPは → http://astroonsen.thebase.in/

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