「 現代美術二等兵 | 若気の至り 〜 駄美術は25歳 」
Category : 現代美術シッタカぶり

2016.11.22〜12.03
【 MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w 】
鮮烈である、とか、劇的な、というよりは、
もちょっと、じわりと来る、なんというか、
ほふく前進する軟体動物、そんな感じ、
そうです「現代美術にヒエラルキーがあるなら、僕らは最下層。
巨大な戦車に竹やりで向かっていくようなイメージで名付けた」とのことで
ネーミングされた現代美術二等兵
(籠谷シェーン+ふじわらかつひと)の展示です。
しかも来年活動25周年ということで、
なんと木内貴志さんがゲスト参加されてます。
もうこれほどの強力な布陣はありませんて。
25歳はまだまだ若輩、ということですが、
二等兵さんは熟達、とか、洗練、とかではなくて、
バタ臭い視座、というものを永遠に持ち続けていただきたいと、
切に願います。
会場にいらした籠谷さんと目を合わすばかりで
お話しできませんでしたが、
笑いを噛み締めながら(加えて抱きしめながら)持ち帰りたいと思った次第でして、
誠に失礼いたしました。
どこが笑いの(時としてそれはペーソス、という
現代美術が嫌いそうな或る種の機微も含めての)
ツボかは、画像を見ながら、というよりも、
来月3日までなんで、是非会場にいらしてください。
家族で来られても楽しいし、
帰りに立ち飲みであーだ、こーだ、としゃべくるのもいい。
木内さんと二等兵さんがお互いにセレクトした過去の名作もありで、
僕はもう、実にスペシャルかつゴージャスな
期間限定お子様ランチを目の前にした気持ちで、
実は内心かなり高揚していたんです、籠谷さん。
画像の後半は木内さんの作品です。
※まっ二つに大破した舟盛りや
事故現場の4つの人型「ヤングマン」、やられました…
















