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今井 麗 | LOVERS

Category : 現代美術シッタカぶり
ウララ

2021.02.05~03.26
【 ワコールスタディホール京都 】

昨夏の
RC HOTEL 京都八坂の展示を
見逃してしまい
結構凹んでましたが


今展は待ちに待った
春の贈り物。

多分、何度か足を運ぶと
思います
気持ちが少し疲れた時。

絵具が乾ききる前に描き切る画風は
陳腐な言い方で申し訳ないのですが
とにかく瑞々しい。

キャクターがとっても「密」に
鎮座するシリーズや
トーストやフルーツなどが登場する
美味しそうにそそる作品は
速描きが対象への光を素早く捉え
それが、そのままシズルに
繋がって
ご本人の
「迷いなくバーッと描いて
筆のスピードに合わせると
すごく美味しそうに見えるんです」
(インタビューより)と言う
言葉にまさに集約されます。

オルセー美術館で
マネのホワイトアスパラガスに出会って
「子供ながらに
描きこめば描きこむほど
上手いという訳じゃないんだなと
思ったんです。
そこから、早く的確に、
しかも上手く描ける画家に
興味を持つようになりました」と。

生まれつきの難聴で
口話で
コミュニケーションされる今井さん。
高校生の時にやりたかった
大判焼きのアルバイトに
申し込むことができない自分は
「もう、絵描きになるしかない。
これで生きていく」と決心。

画家である
今井さんのお父様も
画家への勧めもあって教室へ通う。
今井さんの決意が
いかほどのものであったなど
おこがましくて想像も
とんでもないですが
追求心と絵への執着は
こうして見る作品の隅々の
行き渡り
観者を幸福にさせる力を
放っています。

どの作品からも伺える
発する光の魅力。
会期はまだまだ。

尚、写真撮影は禁止ですので
ライブで、その目で!

作家オフィシャルサイト↓
https://ulalaimai.jimdofree.com
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