福田笑子 | バスケタリー

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2021.11.30~11.14(木:休廊)
12:00~19:00(最終日17:00まで)
【 GALLERYRELLAG 】

関島寿子氏の著書
「バスケタリーの定式」という
エッセイ集の書評が興味深く
ここでいう6つの定式とは
用を成すもの=かご、から
そうでないもの=オブジェまでを含めて
リサーチして導き出した
”人” が組織をつくる際の秩序のようなもの
と説明されています。
この端的な文言になるほど、ナルホド。

決まっているのは部分的構造でなく
それに伴って、生まれる形も決まる
つまり
材質、構造への手法、完成形の3つは
”動かない” と。
これが定式、とのことです。

編むという制作行為は
至って工芸的ですから
そこは想定や予想といった
作家の思惑の範疇に
結果的に収束するとは思います。
ただ、福田さんの作品のように
芯材の物性、つまり弾性を
巧みに利用し、かつ
編み方をきめ細やかに
アレンジしていくことで
作家が予測できない
ディストーション=ねじれを
ストップモーションとして
提示する作品は珍しいと思います。
福田さんはそれを
「行方の記録」と表現します。
言い得て妙、です。

ただし、この手法には
大作を作れば自立が難しいという
課題もありますが
だからこそ
掌上に乗るほどの
緻密な構造体は
ねじれによって生じる
有機的な面差しと
数式では測れない揺らぎや
固定化されないフォルムによって
福田バスケタリーとして
決定的な造形的特徴を
放っているのです。

作家サイト↓
https://www.fukudashoko.com
福田笑子 ”Twisted Loop” (full version)↓
https://www.youtube.com/watch?v=67OqkDeWRRg&t=11s
ギャラリーサイト↓
https://gallery-gallery.com

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