滝原逸郎 作品展 | 挑戦する視点 動と静
Category : 現代美術シッタカぶり

2023.10.31~11.12(無休)
11:00~18:00
【 京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク 】
2019年の
日光は華厳の滝を飛び交う
ツバメの作品が初見。
その時に
5日間、5時間かけて
7000枚以上撮影して
”使える”のはたったの10枚と
いうチャンスの累計の果ての
カメラマンならではの
持ち前の根気を聞きながら
滝原さん自身が
見せ方にひとつの深化を
見せた今展は
正直申せば、観者を
狼狽えさせる作品に
溢れてもいて
その反応も興味深い。
ある画家のブログで
「リアルな絵画というものは
この視覚情報から
それ以外の様々な情報や
事実を伝え、思考や想像を促す
ヴィジョンなのだ」と。
さて、ここで「写実」を考えてみる。
単なるロジックに陥らない
「写真のような絵画」と
「絵画のような写真」との
視点の往来、を
自分なりに、はたまた、考える。
決定的に異なるのは
色彩の積層である絵画と
機会の邂逅である写真との
時間軸の差、ではないだろうか、と。
滝原さんはその
表層としての写真に
施された独自性によって
作品として完結させている
とも言える。
滝原逸郎 Instagram↓
https://www.instagram.com/etsurotakihara/
ギャラリーサイト↓
https://kyoto-muse.jp/japanesque/










