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I, Pencil わたしは、鉛筆 | 長谷川学

Category : 現代美術シッタカぶり
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2024.03.22~04.20(日月祝:休)
12:00~19:00
【 Tezukayama Gallery 】

素材を銃にとってからというもの
無可動実銃のショップで
3年間アルバイトをしながら
徹底的にそのディテールを見て
学び、検証し、マニアやスタッフとの
出会いを経て、全てモチーフに
反映させたという逸話は、
銃のフォルムのコピーは
どこまでもコピーに過ぎないという
制作上の作家の定理を
貫き通したもので
数々の受賞経験の末に辿り着いた、
常人では、性根が
持ちこたえられそうにもない
レベル=高み、であろうと思う。

タイトルが示す通り
これは、紙と鉛筆、という
たった二つの要素にて成立する
我が目を疑う稀有な彫刻造形だ。
実物に紙を当てつつ
鉛筆で、その下の凹凸を
粛々とフロッタージュするのだが
さらにこれを組み上げて
立体化する、という工程は
作家の執着なんぞという
軽々しい言葉を
いとも簡単に吹き飛ばす。

幼少の頃に上野で見た傷痍軍人に
戦争の理不尽さを見たことが
一連の銃器というモチーフに繋がる。
一本の鉛筆と紙から
この金属の質感が生まれることに
驚嘆するのは勿論だが
実は作家の意図は平家物語を通じた
仏教的無常観にあると言う。
さわれば一瞬にして壊れる紙と
僕たちの視覚の危うさという
この表裏。
そして、戦は今もなお
どこかで連綿と続く。
もどかしさの怒り、
あるいは諦観にも似た虚しさ。

さて、こんな拙いテキストよりも
まずは実物をその目で。

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https://fabcross.jp/interview/20171206_manabu_hasegawa_01.html
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